「アタシは…この世に必要ないから…。」 アタシは呟くようにいった。 なのに、陸斗には聞こえていたのか…声を強張らせた。 「何が…必要ないだよ。」 「必要ないよ。アタシなんて。 皆の幸せを潰しちゃった人間なんだから…。 もう、生きてる必要なんて… アタシを必要としてくれる人なんていないんだから…!!」