アタシ達は電車を乗り継ぎ、桜丘総合病院へと駆け込んだ。 「お母さん……!!」 「恭子さん……!!」 アタシ達はお母さんの病室のドアを開けると同時に叫んだ。 その途端… アタシは目を疑った。 でも、アタシがそうなるのも無理ないよ…? だってそこにいたのは、アタシが昨日見たお母さんの姿と掛け離れていたんだから…。