「お疲れ様です〜♪」 「お疲れー☆」 アタシは今日もこの掛け声で店を後にする。 今日も陸斗はいないからタクシーで帰らないとね〜。 アタシは啓斗さんに襲われそうになってから… ちゃんとタクシーを店の前に呼ぶようになっていた。 アタシは陸斗の教えを守るかのようにポケットから携帯を取り出す。 えっと〜… タクシーの人の名刺は…。