肩で息をしているうららは、手に鉄パイプを持っている。 まさか…うららが? 倒れ込んだ男を見ると、気を失っている。 俺はうららに近づくと、ぎゅっとうららの体を引き寄せた。 「陸…斗…?」 「うらら…よかった。無事で…」 本当によかった…うららが無事で。 うららに何かあったらと思うと、それだけで怖くなった。