すると、アタシの口は男によって解放された。 その事に少し安心する。 でも…なんで…? どうして… 「どうして…佐伯さんが…。」 震える声で、前にいる男に向かいそう呟いたアタシ。 そう、紛れも無くアタシの目の前にいたのは… アタシの指名客。 佐伯さんが、少し怪しく笑って立っていた。