アタシが向かおうとしたその時…。 「蓮堂さん…!」 ………え? 不意に背後から呼ばれた声に、アタシは反応した。 その声がした方に目を向けると、お母さんの担当医が立っていた。 「先生…?」 もちろん、何故呼ばれたのか分からないために、アタシの脳内はごちゃごちゃだ。