俺は作り笑顔で千尋さんに笑いかける。 「楽しいねー!陸斗♪」 「はい★」 でも、彼女が俺の作り笑いに気がつく事はない。 たまに思う事がある。 どうして客は、俺達に高額な金を払ってまで会いに来るのかって…。 でも、俺にはそれがまだ分からずにいる。 考えれば考えるほど分からなくなって… 俺は、いつもただこうして笑うんだ…。