だけど、うららを抱きしめることなんか出来なくて… 「ッッ……大丈夫か?」 「…怖い。」 俺はただ、うららの頭を撫でるしかできなかった。 でも… 一体誰なんだ…? こんなにもうららを怯えさせているストーカーって…。 手掛かりが一つもなく、どうしようもない俺達。