彼氏はホスト!アタシはキャバ嬢!?







確かに今、スニーカーの音が聞こえた気がする…。



気持ち悪くなり、アタシは後ろを振り返った。



しかし、見渡すかぎり人の波ばかり。



今、絶対に誰かにつけられてた……。



ストーカーに遭って、少し過剰反応気味になってるのかもしれない。



だけど、今のは絶対だれかが………。



「ッッ……!」



すっかり怖くなったアタシは少し小走りで陸斗の元へと急いだ。