「だから、家…入れなくて。」 目の前のマヌケな顔した陸斗に言うと、陸斗はふぅ…とため息を漏らした。 「うららは…馬鹿か。」 「どーせ馬鹿ですよ?」 膨れっ面のアタシはぐいぐいと陸斗の背中を押す。 陸斗の体を無理矢理家の中へと押し込んだアタシ。 そんな…馬鹿か? …なんて、聞かなくてもいいじゃない。 どうせアタシが馬鹿だって事、昔から知ってるくせに。