アタシは病院の中を歩き回る。 それにしても、大きい病院。 アタシは立ち止まると顔を上げた。 “蓮堂 恭子”そう書かれた個室の部屋からは、微かにテレビの音が漏れている。 アタシは笑顔を作るとドアを開けた。 ガラ…! 「お母さん…!」 「あ、うらら♪」 テレビを見ていたのか、笑顔のお母さん。