【陸斗☆ココロ】 「うらら……!!」 啓斗さんの自宅のドアを開けた瞬間… 俺はとっさにそう叫んでいた。 ドアを開けた瞬間に飛び込んで来た光景…。 ブラウスを破られて泣きながら抵抗するうららと… それを楽しむかのように、うららに覆いかぶさる啓斗さん。 「なに…なにやってんだよ!てめぇ…うららから離れろ!!」 バキッ…!! 俺はそう叫んだ瞬間に、啓斗さんを殴っていた。 残ったのは拳に残る痛みだけ。