色っぽい尚くんも、意地悪な尚くんも、 よく笑う尚くんも、不器用な尚くんも、 優しい尚くんも。 全部、全部…独り占めしたい。 私、尚くんのことが…… 「…好き」 いっぱいになりすぎた想いが、気が付けば口から溢れ出ていた。 すると──────パッ。 尚くんが、いや、辺りも全部が突然暖かい光に包み込まれた。 イルミネーションが点灯したらしい。 周りからは「「わあっ」」と歓声が上がる。