芹亜が刺された事件の報道を見て、忍もとても驚いていた。 入院している樹利亜のお父さんが、余命宣告されていた事にも驚いたが、芹亜が刺された事に非常に驚いていた。 警察に捕まり動けない芹亜に、ちょっとホッとしているのもある。 しかし、この報道をどこかで樹利亜が聞いていたらどんな気持ちだろうか? そう思うと忍は胸が痛んだ。 樹利亜の行くへが判らなくなり間もなく1ヵ月過ぎようとしているが、何故手掛かりすら見つからないのか、それすらも解らないままだった。