打ち合わせ場所に着くと、すでに李斗の姿がそこにはあった。 「あ…。」 思わず声を漏らしたあたしに気がついたのか、李斗もこっちに気がついて… 同じように「あ…。」と、声を漏らした。 今日も李斗の容姿は完璧。 「久しぶり。また一緒だけど…よろしく。」 あたしが手を伸ばすと、李斗の手にぎゅっと握られた。 「よろしく。」