「あーぁ…明日学校かぁ。」 夜のネオンが綺麗な中、あたしは窓から外を見ながら呟いた。 「なんだよ?学校嫌なのか?」 そんなあたしに直ぐさま海鬼の声。 まぁ…いつもの事だけどさ? 運転する海鬼の真剣な横顔に冷たい視線を送る。 「めんどくさい。」 「はぁ?…なーにいってんだよ若いくせに。」 「だってヤなんだもん。」