電話の先から聞こえた言葉に、あたしは目を真ん丸くして… 「李斗と一緒なの!?」 教室の視線を一気に集めるくらいの大きな声で叫んでしまった。 ただでさえ、静かだった教室なのに… そこで有名モデルの名前が出てしまったんだ。 そのせいで、女子からの視線が圧倒的に痛く突き刺さる。 目の前で驚く由香も“なになに!?”…と、今にも声に出しそうになっている。 あたしはとりあえず、もう一度受話器を耳にあてた。