写真に目を奪われているあたしの横で、今だにジュースを流し込む李斗。 「凄いっしょ?」 「……うん。あたしじゃないみたい。」 写真に写る自分を見て、自然に言葉がでた。 李斗はあたしの持っていた写真を取ると続ける。 「本当…俺じゃないみたいだ。」 静かに呟いた李斗の横顔が撮影用のライトに照らされる…。