モデル彼氏とお姫サマ☆







椅子を引いて近づく李斗。


あたしは少し笑った。



「あはは…ダメだなぁ、あたし。」


「何で…?」


「モデルなのにさ?…体じゃないとはいえ、頭に傷作っちゃうなんて。」



本当、最悪。


こんなんじゃモデル失格だよ。


俯くあたし。


そんなあたしの頭にポスッと乗っかった李斗の手。



「アリス、よく頑張ったな。」


「え……?」



ポス、ポスッと軽く撫でてくれる手。