―――――――――…☆ ………ん? ぼやける視界。 白い天井だけが見える。 腹部がやけに重くて息苦しい。 目線を下げると、あたしの腹の上に、李斗が頭を乗っけていた。 なんだ…李斗寝ちゃってる。 スヤスヤと寝息を立てる李斗が可愛くて、少し微笑んだ。 起き上がろうとして、腕に力を入れた。 「ッッ……!」 でも、突然頭部に感じた痛みに表情が歪んだ。