「だから、アド教えて?」 李斗は聞こえていないとでも思ったのか、もう一度言葉を発する。 でもあたしは李斗と対象的にピクリとも動きやしない。 いや、聞こえてるよ? でもさ? あたしのアドをなんで李斗は知りたがるんだよ…。 あたしは頭の中で考えてみるけども、到底答えは見えない。 …まぁ、一応仕事仲間になるだろうからいっか。