恐る恐る手を伸ばす。 髪に触れると、べっとりと何かがついた。 びっくりして、手の平を見ると赤い液体。 思わず息を飲んだ。 「何…これ……血…?」 少し髪を掴む。 あたしのブロンズ髪は、真紅に染まっていた。 「あいつらにやられたのか?」 李斗の声がして、あたしは首を横に振った。 きっとあの時、角でぶつけたんだ…。