ガコンッ!



「はぁ…結構重い。」



牛乳ビンに入っている事もあり、4本ともなると結構な重さ。


えっと…李斗がコーヒー牛乳であたしがイチゴオーレ。


んで、和馬と由香がフルーツオーレ…と。


確認しながら歩いていると、突然目の前に数個の影ができた。


牛乳ビンから目線を外し、前を向く。



「おい、ちょっとツラ貸せや。」



するとそこには先輩らしき女生徒が数人。


あたしを睨み、腕組をして立っていた。