そりゃそうだ。 目の前に水浸しの人間が立っているんだ。 驚かない方がおかしい。 でも、こんな時でもあたしは脳天気。 「あははっ!あたしって、水も滴るいい女?」 「ば、バカかお前!?…ハンパねぇくらい濡れてんじゃねぇかよ…!」 タオルを持った和馬が近づいてくる。 ゴシゴシと頭を荒っぽく拭かれた。