モデル彼氏とお姫サマ☆







突然、激しい音と共に降って来た重たい固まり。


それは直撃して、あたしの体を隅々まで濡らした。



「冷た…ッッ!」



何これ…水!?


わけがわからず立ち尽くす。


とっさに上を見上げた。


するとまた、屋上からバケツをひっくり返したような水の固まりが降って来た。



「きゃ……!」



バシャア…ッッ!!



いきなりで避けきれない。


またあたしの体を水が包む。