モデル彼氏とお姫サマ☆







「んじゃ、行ってくる。」


「おう、明日は午後からラジオだからな。」


「うん!」



無駄に元気よく返事して気分をあげる。


少し心配そうな表情の海鬼。


その表情を背中に歩きだした。


しばらくしてエンジンのかかる音がして、聞こえなくなった。


今はちょうど昼休みくらいかな?


時計台を見ると12時を少し回ったくらい。