モデル彼氏とお姫サマ☆







「はぁ…はぁっ…もう疲れたぁ〜!」



車に乗り込んで一段落。


乱れた息をゆっくり整える。



「ほらよ。」


「ありがと。」



海鬼に渡された水を喉に流し込んだ。


それにしても、バレるの早過ぎでしょ?


訴えようのない気持ちを表すように、靴を荒っぽく脱ぎ捨てて。


そのままシートに両足を乗っけた。