くっそぉ…だめかぁ。 いくつか違う日の仕事を言ってみるけど、すぐに嘘だとばれてしまう。 海鬼の頭はどういう事か、スケジュールを全部把握しちゃってる。 「海鬼…あんた天才?」 「まあな。って事で、学校行くぞ。」 コツンと軽く頭を叩かれて、あたしはしぶしぶ歩きだす。 海鬼の車を止めてる場所まで歩かなきゃいけない。