「ってか、何で李斗が持ってるの?」 ローファーと体操着を指差す。 昨日捨てたはずの物を李斗が持っているんだ。 驚くのも無理はない。 「拾ったんだよ。」 「何で!?」 「何でって…お前のんだったからだろ!?」 李斗はどうやらお節介な奴みたいだ。 それも、余計なお節介の方。