「またか…」と思ったのには訳があって。 最近あたしの身の回りの物が、よく無くなるからだった。 多分、同一人物だと思う。 きっと、金具を飛び出させたのもソイツの仕業だろう。 体操服を取り出すと… こちらも見事に切り刻まれちゃってる。 普通ならここで泣くか、落ち込むかのどちらかだと思う。 「ラッキー!体育休めるじゃんっ★」 だけどあたしは。 泣くのでもなく、落ち込むのでもなく。 体操服を手に取って、一人喜んでいた。