モデル彼氏とお姫サマ☆







『保住 李斗くん。至急職員室まで来て下さい。』



放送が入り、あたしはホッと胸を撫で下ろした。



「ほ、ほら…早くいきなよ!」


「ったく…なんなんだよ。」



暴言を吐く李斗。


だけどお構いなしに背中を押して教室から追い出した。



「はぁ〜…よかった。」



溜息を付きながら、元の場所へと戻った。


空いた椅子に腰掛ける。