「朝、久しぶりに学校来たら、偽アリスで溢れてたからヒビったし。」 「あははっ!」 眉を寄せる李斗にあたしは笑う。 そう、李斗が学校に来るのは久しぶりの事だった。 少しの間、写真集のロケで、ハワイにいたんだ。 少しだけ焼けたのか、李斗の肌は小麦色。 「ほら、お土産。」 「へ…?」 少し強引に、手の平に握らされた。