「アリスの…笑顔?」 「うん。」 ドキドキと心拍数が上がる中、由香は冷静に言った。 「別に、問題ないと思う。……ただ………」 「ただ…?」 「アリスの笑顔、昔と変わった気がする。昴兄ちゃんがいなくなってから。」 眉を少し下げて言った由香に、あたしは目線を雑誌へと戻した。 やっぱり…由香は凄いよ。 何でもお見通しなんだね。 さすが、あたしと長年いるだけある。