モデル彼氏とお姫サマ☆







それが李斗だとは、言うまでもなくわかったけど。


李斗があたしを抱きしめた理由が分からなくて。


あたしはただドキドキ揺れる、破れてしまいそうな心臓を抑えるので精一杯だった。



「俺の、もう一つの秘密、教えてやろうか?」


「え……?」



李斗の息が、耳にかかって少しくすぐったい。


秘密って…何?


冷静になれなかった頭が、段々と落ち着きを取り戻す。