「小さい頃から踊る事が好きで、自然とダンサーになりたいって思うようになってた。」 「うん……。」 「まぁ、今ではモデルの李斗として世間に知れ渡っちまったんだけどな。」 そう言うと、李斗は軽く苦笑いを見せた。 “ダンサー”の単語を聞いて、真っ先に浮かんだのはお兄ちゃんの事。 自分でも気付かないうちに、沈んだ表情になってしまう。