すると少しして、固く閉じていた瑠璃の口は開いた。 「…こ、幸紀くんのアドレス……教えてくれない?」 「………は?」 そして、あたしは開いた口が開いたままになってしまった。 「あ…あの〜アリス?」 「………へ!?」 目の前で手を振る瑠璃にやっと意識が戻ったあたしは、なんともマヌケな声を出した。 だって… 教えて欲しい? あのバカ幸紀のアドレスを?