「ねぇ、李斗ー?」 「んー?」 「李斗ってどうしてダンス踊ってるの?…趣味とか?」 あたしが聞いたその瞬間、李斗の動きがピタリと止まった。 あれ…何か悪いこと聞いた? でも、理由無しで踊ったりしないでしょ。 ましてや、あんな場所で。 一人頭の中で考え込んでいると、李斗がクルリと顔だけをあたしに向けた。