あーあ、せっかく綺麗にセットした髪が。 「もぅ…なーにやってんのよ、バカ。」 あたしは呆れるとカバンからスタイリング用ワックスを取り出した。 「ほら、直してあげるからそこに座って。」 「……わーかったよ。」 あたしがベットを指差すと、李斗はしぶしぶベットに座った。 もぅ…どうして李斗も和馬もクシャクシャにしちゃうわけ? その理由がまさか自分だとも知らずに呆れているあたし。