『ゴツッ…』と鈍い音がして、覗いて見れば李斗が頭を押さえて俯いている。 「お前…分かってんだろなぁ?」 「ひぃっ……!」 顔をあげた李斗に睨まれて、あたしは怯んでしまった。 な…なによ。 「李斗が子ども扱いするからいけないんじゃない…。」 あたしは蚊の鳴くような声で呟く。 頭を押さえる李斗は本当に痛そうで、あたしは思わずベットを乗り越えて李斗に近づいた。