しょうがないなぁ…もう。 「それじゃ…あたし行くね。……昨日は、ありがと。」 あたしは小声で囁きながら、李斗の肩へと布団をかけた。 その時だった。 「待てよ。」 「ぎゃっ!?」 いきなり伸びて来た李斗の腕に掴まれたあたしの手首。 びっくりして変な声を上げてしまった。