いつもなら絶対に、何かやり返してくるくせに、今日は何もしてこない。 何か…可愛いかも? 布団に丸まる李斗の後ろ姿が、何だか愛しくもみえた。 そういえば…あたし李斗と会うの、気まずかったはず。 いつの間にか、いつものあたし達に戻っていた。 きっと、李斗が昨日あたしを抱きしめたのも…何かの間違いだったんだよ。 そう、きっとあれは事故だ。 李斗の後ろ姿を見ながら、そう解釈した。