「な、なに?」 真っ赤な顔を隠したくても、李斗の力は強くて、腕はピクリとも動かない。 それよりも、李斗があたしの目をじぃっと見るもんだから顔から火が出そうだ…。 「離してよ…李斗。」 さっき布団に潜り込んでしまったあたり、この状況は気まずすぎる。 そう、あたしは思っていたのに。 「お前、顔赤くね?」 どうやら李斗は、あたしが布団に潜り込んだことには気付いてないみたい。