と、その瞬間… 「ッッ!?」 ひえぇええぇっ……!! あたしは跳び起きて、隣のベットまで後ずさりした。 声にならない気持ちだけが大きくなる。 なんで!? どうしてよ!? こんな事、心の中で問い掛けても、到底答えは返ってこない。 ドキン、ドキンと無駄に多くなる心拍数。 おちつけと言わんばかりに、あたしは自分の胸を押さえた。