“あったかい……?” 今、あたし…そう言った? 何だか嫌な予感があたしの胸に流れる。 今まで眠たくて気がつかなかったけれど、おかしな事に背中だけが異様にあったかい。 「まさか…ね。」 そう落ち着かせるように呟いたけど、今にも冷や汗がでてきそう。 あたしは恐る恐る首だけを回すと、背後を見た。