「先生にはとても元気なように見えるんだが…」 中々折れてくれない先生に、イラつき始めたあたし。 だからいつものように口が先走ってしまった。 「うるっさいわね!!あんたは黙って、誰も聞いてない授業でもしてればいいでしょ!?こんのぉ……ハゲ親父!!」 ガラガラッ…バシンッ!! “ハゲ親父”の部分を強くして言い放ったあたし。 短歌を切ったあたしはそのまま激しい音を立てて教室から飛び出した。