あたしの名前を呼び、駆け付けて来た幸紀はあたしを軽く抱きしめた。 あー…、もう! 「幸紀、離れろうざい。」 「あーぁ、久しぶりなのに。アリスの毒舌は健在だな。」 少し拗ねた感じの幸紀はそう言うとあたしから離れた。 目の前にいる、このうっとーしい男は、あたしと同じ緑の瞳。金のブロンズヘアー。 土屋 幸紀。 17歳。 現在、高校2年生。