モデル彼氏とお姫サマ☆







「で、そんなに泣いてどうしたの?」



いつも通り片足に重心を乗せて、手は腕組みのあたし。


由香は赤くなった目を擦りながら潤んだ瞳をあたしに向ける。



「まさか男に何かされた!?」



あたしは腕まくりをして「だったらあたしが今すぐ殴ってきてあげる!」と、意気込んだ。


だけど、由香はそれを慌てて止めると口を開いた。



「………決まったの。」


「え?」


「……決まったんだ。」