昨日の事が頭に焼き付いたように離れない。 ドキン…ドキン…… 「ッ………。」 胸を締め付けるような感覚があたしを襲う。 昨日の事、嬉しくないと言えば嘘になってしまう。 だけど…一体この胸の感覚は? 自分の胸を手で押さえる。 廊下のガラスに写ったあたしの顔は、既に真っ赤に染まっていた。 「あたし…………。」 …李斗の事―――――。