ちゅんちゅんと小鳥が鳴いている。 開いている車の窓ぶちに手をかけて空を見上げる。 青い空、白い雲。 それに元気よく飛び回る小鳥たち。 「あぁ、なんて平和なのかしら…?」 走る車の中。 一人たそがれるあたしは、どうやら頭がイカレてしまったらしく… キキッ…! ドサッ……。 「いったぁい!」 「おい、ぼーっとしてる場合じゃないぞアリス。」 いきなり急ブレーキをかけた海鬼によって、あたしの体は座席から落っこちた。