笑っていても、いつもどこかにあの記憶がある。 忘れたくても、忘れない。 忘れたくても、忘れちゃいけない。 あの時のお兄ちゃんの笑顔が、あたしの頭に焼き付いて…離れてくれない。 いつの間にか、本気で笑えない、本気で泣けない… そんな可愛いげないあたしが完成していた。 誰よりも作り笑いと嘘泣きが上手くなって… 誰も本当のあたしに気がついてくれなかった。